歯科衛生士になるには
歯科衛生士になるには、以下の3つをクリアすることが必要です。
1.高校を卒業する
2.歯科衛生士の専門学校・養成校に入学し卒業する
3.歯科衛生士の国家試験に合格する
歯科衛生士学校の多くは専門学校で3年制です。国家試験の合格率は90%以上です。
高校を卒業する
歯科衛生士になるために専門学校・養成校に入るには、高等学校を卒業していることが条件です。また、同程度以上の学力があると認められた場合も学校に入学できます。
歯科衛生士の専門学校・養成校に入学し卒業する
歯科衛生士の国家試験を受けて歯科衛生士になるには、専門学校・養成校に入学し卒業することが必要です。卒業(卒業見込みも含む)することで、国家試験を受ける受験資格が得られます。学校に行かず独学で勉強をしても受験資格は得られません。専門学校・養成校は全国に170校ほどあり、3年制の専門学校と短期大学、4年制の大学があります。
大学 | 4年制 | 12校 | 国公立 | 7 |
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私立 | 5 | |||
短期大学 | 3年制 | 16校 | 公立 | 1 |
私立 | 15 | |||
専門学校 | 3年制 | 142校 | 公立 | 8 |
私立 | 134 |
歯科衛生士の国家試験に合格する
受験資格を得て歯科衛生士国家試験に合格することで、ようやく歯科衛生士になることができます。試験は年に1回実施され、合格には6割以上の正解が必要です。毎年90%以上が合格しています。直近の2021年は、7,099人が受験し6,624人が合格し、合格率は93.3%です。国家試験に合格したら、指定機関に申請し歯科衛生士名簿に登録することで免許証が交付されます。
歯科衛生士国家試験合格者数と合格率厚生労働省発表資料より
ご理解いただけましたでしょうか。歯科衛生士は国家資格です。歯科衛生士になるには専門の学校に通い国家試験に合格する必要があります。資格は一度取得すると一生使うことができます。
歯科衛生士の仕事内容歯科衛生士の仕事内容
歯科衛生士の仕事内容は、「歯科予防処置」「保健指導」「診療補助」「口腔機能訓練」などの専門業務があります。近年ではホワイトニングなども増えているほか、歯や口腔の健康ケアを通して、病気の予防・健康維持などのサポートも担っています。
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